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更新日:2019年10月30日

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こちらのページは、新紀工業の裏事情、「なんでも本音で答えます。」のページです。
サイトで、「あ、これ言い忘れた。」「こんなこと気になるかも?」と新紀工業WEB担当(私)が思ったテーマについて記載させていただきます。

旋盤加工、金属加工、その他加工について。

新紀工業は、建築金物 家具金物だけ作ってるの?

いえ、特にそういうわけではありません。

ただ、金属製品の形状を機械加工した後の研磨、メッキ、塗装業界に詳しいので、それらすべてを必要とする建築、家具金物業界の品物が必然的に多いです。
以前友人に「お前のところで、そんな有名ハウスメーカーとかの作れてるの?」と言われたことがありますが、それに一言「いや君の家に付いてたよ普通に。」
というぐらい、業界製品には詳しいです。

それ以外の分野で、今まで製作させていただいたものは、かなり多岐にわたり、基本的に何でも作っています。釣り具関係、顔をコロコロする美顔器、ゴルフのパター練習機、ボーリング場の大きなボール置き、電車の部品、自動車の内装部品などなど、ぱっと思い出しただけでこんな感じ。
・・・いろいろでしょ?(笑)

聞いた感じ、おおよそ旋盤加工と関係なさそうなことも多いですが、取引させていただいている機械加工屋さんや、研磨、メッキ、塗装屋さんの件数が、普通の町工場規模としてはかなり多いので、作ろうと思えば、値段が合えば、何でも作ります。

何でも作るっていいながら、作れないものあるでしょ?正直に言ってみな。

はい、あります。用意できないものもありますし、用意できても高くつくでしょうという類です。まず、小ロットの特注品。基本的に高いと思ってください。

次に、たまに電話で問い合わせがあるのが「アルミのサッシ作ってますかー??」

私「・・・・いや、サッシ類は作ってませんデス。うち旋盤屋なもので。。」

的な。(笑)

サッシやレールの押出材は、扱えないことはないですが。異形材、押出材は、型がいる上にロットが大量に必要なので、「大量に生産してくれ!」ぐらいでないと厳しいです。

ステンレスのロストワックスも同じです。扱えますが、数がかなりいります。(以前作ってました。)
レギュラー生産でも(毎月の生産個数固定)という取り決めなら、ある程度は弊社で在庫しておくことはできますが、税理士さんが「ただでさへ倉庫の在庫が多いのに」と怒ります。

弊社で扱っている「真鍮鋳物」
これも鋳型がいりますが、生産数は押し出し材ほど多くはないですし融通が利きます。それでもある程度はロットが必要ですが、こちらのほうが現実的です。

外注、外注って、余計に単価が高くなるんじゃ?

はい、金属機械加工でいえば、旋盤加工、プレス加工、フライス加工ぐらいは弊社で行っておりますが、プレスでも打抜きトン数がいる製品、マシニング加工が必要な製品、あるいは力のいるベンダー曲げ加工の製品などは、基本的に外注です。

外注なのですが、弊社社長の身内が、300tプレスやシャーリングなどの鉄工所、マシニング、ベンダーの加工工場、また金型工場などを営んでおりまして身内価格な上に、他の外注加工工場様も、もう何十年の付き合いの会社ばかりですので、普通の外注加工よりは安い(ハズ)です。(笑)

無論、その逆で上記の会社から弊社が請け負う場合も身内価格です。
たまにメッキ屋さんや、塗装屋さんから仕事を請け負うこともありますが、お安くしてます。

見積り、納期、取引について。

サイトで書いてたけど、図面無し、現品での見積もりも本当にOKなの?

答えはYESです。

まぁ、図面があるにこしたことはないです。理想はCAD図面を印刷したもの。またはPDFかPNGファイルで保存したもの。

でも、もちろん手書きでも大丈夫。
「手書きは恥ずかしい?」。いや、実際結構いらっしゃいますよ手書き(笑)
物差しで線引きしたんじゃなくて、本当に手だけで書いている図面。
まぁ、形がわかればいいのです。

そういう意味では、現品は立体的な図面そのものですからね。
「ここの寸法がうるさい」とか「ここの部分の仕上げや傷に気を遣ってほしい」などの情報を口頭か文章で伝えていただければまったく問題ありません。

むしろ、図面だけより現品があったほうが、こちらとしては作りやすいです。

よく短納期っていうじゃん? この品物明日までに作って?

答えはNOです。

どう考えても無理です。

このサイトを作るがてら、いろいろな金属加工業者さんのホームページを拝見しましたが、「最短納期1日」・・・・いや、意味が分からない。
(文句言ってすいません)

例えばお客様から特急の注文が本日はいる。
同日弊社が材料屋に発注をかける。
でもその材料が弊社に届くのは最短で翌日ですからね?普通。
この時点で1日経過してますけど・・・。

ましてや、連続運転中のNC旋盤のくぎりがいいときでないと割込みはできませんし。
無理やり割り込んだとしても、注文ロット数分、そこから加工しなくてはいけない。

また、その後の研磨、メッキ、塗装。

私が満面の笑顔と愛情をばらまきつつ、コーヒーを配りつつ、すべらない話で爆笑させながら土下座して懇願したとしても(笑)
最短で、研磨丸1日、メッキ1日~2日、塗装は不良品が0だとして丸1日は絶対必要です。

申し訳ないですが、どう考えても数日程度では無理なのです。。

汎用旋盤の1点モノで、たまたま工場に材料の在庫があった。ぐらいなら1日でできるのかもしれないですね。

で、見積もりするとして、「指値」って何さ?

「指値」とは、見積もりを依頼する際に

「これ、作ってもらったらいくらなります?」

ではなく 「これ、500円で作れます?」

と、値段を指定して、その値段で作れるか作れないかを見積もりさせる方法です。

どこの業界もそうなのかもしれないですが、単価はシビアです。
また、現在すでに流通している品物の見積もりが流れてくることもあります。
はっきりいって、そういう場合は設定単価は安いです。
ですので、「いくらになりますか?」と聞かれるより、
もともと1つ500円で流れている品物なら、「500円で作れますか?」と聞かれたほうが話が早いときもあります。

たまーに、「単価は問わないからすんごく綺麗に量産してくれ」という依頼もあります。
そいういう場合は、「まかせなさい、弊社の腕を見せつけるぐらい綺麗に作って差し上げましょう」デス。正直、心躍りますね(笑)

お付き合いいただきありがとうございました。少しは伝わったかな? この続きはまた次回に。